事故対応アンケート 2021年12月

No.13 火災事故 勝手に漏水の加害者にされていた!

保険金請求

アンケート、お客さまの声

2021年12月 火災事故 A・G様

 

ある日突然、マンション管理会社からA様に電話が。

「半年前の事故のことで、Aさんの保険を使って対処してほしい」とのこと。

 

実は半年前、A様のお部屋から漏水し、下の階の部屋に被害が出る事故がありました。

漏水が起きたのは壁の中のことであり、以前も漏水事故が起きたときには

管理組合の保険で対応していたことから、A様は今回も同様に対応してくれるだろうと

思ったそうです。

事実、何の音沙汰もなく半年が過ぎていたので、事故のことも忘れかけていました。

 

管理会社の担当者が言うには、「被害にあった部屋の方は100万円でも納得しないと言っている。

火災保険に加入していないので加害者であるあなたに支払ってもらわないと困る」と。

 

A様曰く「自分は加害者だと思っていなかったし、もしそうであるなら理由を示してほしい。

別に被害者に意地悪をするとかでなく、協力できることはしたい」とのこと。

 

・・・ここからさらに半年にわたり、管理会社と私、A様、相手保険会社、当方保険会社との間で

認識の違いや状況把握のために時間を費やすことになったのですが、問題は未だ解決していません。

 

後から分かったことですが、管理会社の担当者は保険代理店も兼ねており、

勝手に被害者と賠償金の話を進めていたことが原因でした。

おそらく当初は組合の保険で対応しようと考えていたところ、被害者は納得しないし

保険会社も保険金の支払額を上げてくれないので、頭を抱えた末にA様を加害者として

A様が加入している保険会社に支払わせようと考えたのでしょう。

 

当社の社員にとっても保険会社の事故受付担当者にとっても前代未聞の事態でしたが、

これ以上は当事者同士で話し合って頂くほかなくなりました。

 

A様には話がこじれるようなら金融庁に相談するよう勧めてあります。

 

マンションでは漏水事故をめぐるトラブル、とりわけそれが専有部分なのか共用部分なのか、

責任の所在が誰にあるのかで揉めるケースが多いです。

 

一般的には管理規約に専有部分と共用部分について定めがありますが、

古いマンションなどはあまりきちんと作られておらず、根拠が明確でない

ゆえに水掛け論におちいってしまう場合も。

 

こうなってしまうと、もはや保険会社や保険代理店は介入できず、

専有部分、つまりその部屋の所有者に責任があるのか、

共用部分、つまり管理組合に責任があるのか、

当事者同士で話し合いをするしか解決策はありません。

 

あなたのマンションは大丈夫ですか?

今一度、管理規約に目を通しておくことをおすすめします。

 

 

 

 

バルスコンサルティングには、30年にわたり培ってきた事故対応のノウハウがあります。

「他の保険代理店での対応に満足できなかった」「いざという不安な時に助けてくれなかった」

そんなお客様へご安心を提供できるよう、スタッフ一同、日々精進しております。

保険の満期を迎える前に、お気軽にご相談くださいませ。

必ずあなたのお役に立ちます。

 

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